バンド結成32周年メッセージ(入佐竜一)
■ 入佐竜一 ■
いかにも中途半端だなあ、と思いながら「32」という数字について考え始めたのだが、そうでもない。
案外しっくりくる。
「4」「8」「16」「32」ドラマーにとっては、ビートで慣れ親しんだ数字だからなんだ。
プリンプクラブに「32」で感じるグルーブはないけど、ドラムンベースとか。
はまったなあ、もう10年くらい前。
Grooveっていう雑誌に載ってるレコメンドを見ては、CDを買いまくった。
実際クラブとかに行ったことはないけど(だって、なんか怖そうで ^^;)。
クロスポイントでは、エレクトリックドラムを使うのでDJっぽいアレンジもやってみたいなあ。
そういえば、先日(2/9)寺内タケシとブルージーンズの元メンバーで構成されたバンド、銀座キャラバン隊のライブを見に行きました(ドラムス担当は、ご存じミッキー山本さん)。
寺内タケシとブルージーンズって、今考えたら和製プログレだよなあ。
ただただかっこよかったです。
ロックは、常に刺激を求めて進化してきた音楽なんだ。
ミッキー山本さんも相変わらずの心憎いプレイで、パワフルにガンガン攻めてきた後、裏打ちのハイハットで“フッ”と入れるジャズっぽいアクセントなんて、もうグルービー。
そして、ドラムプレイと言えば、銀座キャラバン隊のMCでも話題になっていた去年の紅白のミッキーマウスのドラム!超絶。
ディズニーのミュージシャンって、みんな上手いよねえ。
と言うことで、バンド結成32年目の抱負は「ミッキーに負けない」
どっちのミッキーかって?
もちろん、どっちにも。